「ひょんな事」に関する考察。
「ひょん(ひょう)」…日本を含む東南アジア周辺や、アフリカ大陸の一部に棲息する中型哺乳類で、
通常は四足、天敵からの逃避時には二足で行動する。
残念ながら日本に棲息していた和ひょん(学名:ニホンヒョン)は、
1948年に、オランダ人動物学者El Marle Nishiviによって、
絶滅宣言が下されたが、「ひょんな事」など、言語として、現在にまで語り継がれている。
我が国において「ひょん」は、周知の通りその鳴き声が
「ひょん、ひょん」と聞こえる様から「ひょん」と名付けられたが
「ひょん」の第一発見者であるRobert,J,Forkも
アフリカ大陸で発見した「ひょん」の一種を「Hyon」と名付けた事はあまり知られていない。
なお、今も語り継がれる「ひょんな事」という言語は、
江戸期に一世を風靡した歌舞伎台本作家、若松重右衛門が書いた「町角雑来録」中の、
「町角にひょん」から始まる一節が由来である。
(歌舞伎浄瑠璃、河東節、「松の内」参照)
ところで、2002年8月に山口県北部の山中において
野生の「ひょん」らしき生物を見かけたという情報が多数、当研究所に寄せられ、
一時紙上を賑わせたが
その後の調査においてその存在を確認できず、
現在も各地で調査が続いている。