最後に出て来た少年少女はいったい?



※ 記述されているのはあくまでZEROの見解であり、間違っているかもしれないということをご理解していただきたい ※



男の子は柳也と裏葉の子供の子孫、つまり往人の生まれ変わりで

女の子は神奈、つまり観鈴の生まれ変わりである。


そう考えると矛盾が生じてくることになる。

少年が「ばいばい」と手を振ったのは明らかに、観鈴と往人である。

同じ時代に同じ魂を持った人間がいることは矛盾している。


ここで大きく関連してくるのは星々の願いである。

少年が最後に言い残した言葉

「彼らには過酷な運命を、そして僕達にははじまりを・・・さようなら」

は、それを大きく意味づけている。


4次元というものがある、縦横高さ、そして『時間軸』を含めた場合の表現方法である。

時間軸をもし簡単に移動することが可能としたら?

それが星たちの力だとすれば?


星たちは言った。「最後には幸せの結末を」

それが願いだとすれば、同じ時間を繰り返しながら、幸せにさせようとするはずである。

そして、最終的にあの男の子・女の子に繋がっていくのである。


それではなぜ、今までそれができなかったのか?


思い出してほしい。

最後まで呪いと戦い続けて、最後に幸せを手に入れたのは誰だったのか?

それは、観鈴である。

観鈴が戦ってそれを手に入れたからこそ、苦しみの連鎖であった刻が『幸せ』へと動き出したのである。


もはや往人と観鈴の運命は変えることはできない。

『過酷な運命』として表現されている由縁である。

だけど、それは『はじまり』への道だから。


きっと、これから彼らは幸せを紡いで行くことだろう。