『夢一夜』


〜あらすじ〜

三鷹と響子が三鷹のマンションで抱きあっているのを目撃してしまった五代。それは三鷹が犬をみて失神したという

事故的なものだったのだが、五代にとって響子さんは三鷹を選んだということと捉えてしまう。

そのショックからバイトの保育園も欠勤し、飯も取らない、一睡もしない状況に陥っていた。

それに追い討ちをかけるように、こずえちゃんにデートに誘われた時、そこで、三鷹と響子が婚約したというデマを聞いてしまう。

あきらめの表情で一刻館に帰り、玄関で響子にバッタリ会ってしまう。

事の真相を伝えようとした響子だったが婚約と聞いている五代にとって

「頼みますから、ほっといて・・・・もう、あきらめましたから」

としか言いようがなかった。


「あたしがいなくても、大丈夫なんですね・・・・?」

「だ・・・・大丈夫です」

それを聞いた響子は涙を流してしまう。


なぜ、涙を流したのか?その真相を知りたい五代は翌日自分が考えていることを確かめるために、友人の坂本に相談し、意見を聞き

その上で、直接本人に確かめようとした。

しかし、すでに響子は音無家でもらったクーポン券を使って一人旅にでてしまっていた。


管理人質のドアに貼られていた日程表と預金通帳を持って急いで追いかける五代。

何回かすれ違ったもののなかなか出会うことは出来なかったが

東京に帰る前日の夜にとうとう二人は出会うことになる。

TOTAL : 95点

〜A面〜

この場面が本作の中で一番状況が絡まったものではないでしょうか?

キーワードは『すれ違い』

ズバリ!!これぞめぞん一刻の真髄と言えるシーンでしょう。


〜B面〜

1話の中で五代君は3回妄想していたシーンがありました(最高記録)

逢いたいという気持ちがフィーバーしたときに飛んでしまう、よくある現象です。

しかし、あのまま電話が鳴らなかったらという思いもありますが、話の都合上いたし方ありません。


ちなみに漫画では一刻館の水道が壊れ、その対処のため五代君を置いて先に帰っていくシーンで終わっていますが

アニメ版では五代君が追いかけてくれたことを知るシーンが追加されています。