『愛の骨格』


〜あらすじ〜

こずえちゃんからもらった手編みのセーターが元で大喧嘩をしてしまう響子と五代。

響子はそのとき屋根の修理をしていたのだが、足をふみはずして落ちそうになり屋根を手で持ち宙ぶらりん状態。

しかも助けを予防にもその前の部屋はケンカしたばかりの五代の部屋。

「助けて」なんていえない、と思ってる響子。

それを見つけた五代が「へんな意地はってる場合じゃないでしょ!!」

といって助け、「ばかたれっ。なんで助けくれって言わなかったんだ!!」と響子をひっぱたいた。

説教していた五代だったが座った場所が悪かったのか、手すりが落ちてそれといっしょに落ちて足を骨折。

そのまま病院へ・・・。


いろんなことがありまして、正月。響子と五代はふたりきりの正月を迎えることになる。


TOTAL : 100点

〜A面〜

何回も読み直しましたよこのシーン。もう手垢がつくほど!文句なし100点です。

初めて響子さんがこっそりながらも五代に意思表示しちゃってるし、しかも今まで手も握らせてくれなかったのが抱いちゃってますよ。

「雰囲気に流されたのかな」というのもありましたが、このシーンではもはやそんなことはいえません。

しかし、五代君その後の展開がダメですね。こずえちゃんにきっぱり断らないから、二人のボルテージが一気にガタ落ち。

傷つけたくないという気持ちはわかるのですが・・・。


〜B面〜

三鷹の骨折。このときから、三鷹が嫌いになりました。男には少し強引さが必要、とはいいますが強引過ぎ!!

カッコいいならなんでもありという態度は心底むかつきます。

まぁ、最後らへんは同情の余地ありですが・・・。


響子さんが屋根から落ちそうになったとき

「ファイトー!いっぱ〜つ!」

と言って這い上がってくれたら、次はどんな展開が待ち受けていたのだろうか?