紹介



『グルヴェイグ』と『レギンレイブ』

2本のナイフが彼女にとって戦友だった。


戦後、その事後処理を行うために作られたのが


【 超国家的集権機構 エマノン 】

である。

エマノンため命を賭け、反逆者をその手にかけ、いつしか人々にこうささやかれるようになった。

『エマノンの死神』

それが彼女、ノエルだった。

2本のナイフと自らに隠された能力とともに、組織の中でNO,1となっていったが

その実態はまだ女の子と言えるほど年端もいかない少女だった。


そして、エマノンに新たな仕事が来た。

謎の犯罪集団『奇跡の箱舟』が誘拐しようと画策している天崎製薬会長の
娘、天崎理理の警護である。

それを受けたエマノンは彼女が通う名門全寮制女子学園『アーデルハイド女学園』に

ガードとして一人、生徒として潜入させ

天崎理理には通常の学校生活を行わせながら警護するという方策を採った。

そして、潜入し生徒に成りすましてもバレない、ノエルを今回の任務につけたのである。


ただ殺戮だけを繰り返してきたノエルにとって、感情は薄く、そんな学園に溶け込めるのかという不安もあったが

結局はいつもと同じように任務をこなせばいいだけ。

しかし、その後思いも寄らぬ展開が待ち受けているのである・・・。


ノエルにとって運命とも言えるミッションが今、スタートする。