PHASE−32「ステラ」


『ステラ』という題名からエクステンデッドになる以前のステラの姿が描かれても良かったのでは?と思うのですが。


「死ぬのはイヤ!!!!」

と、絶叫しながらベルリンを破壊しつくすステラ(デストロイ)

そこに駆けつけたフリーダムの攻撃もアークエンジェルの砲撃も全て跳ね返される始末。

で、さらに切れたステラはデストロイをモビルスーツ形態に変形。

デカ!!

しかも、ロケットパンチみたいなん出してるし!!しかもそこからビームかい!!

思わず

『ジオング』

と叫びそうになりました。(あ、ジオングは有線か)

ていうか、デストロイのビームをビームサーベルで弾いてるし!!

衝撃の事実発覚です。絶対にありえない。

フリーダムを援護すべくオーブ戦隊ムラサメ3機とカガリのストライクルージュが発進!!

いつのまにアークエンジェルにムラサメが搭乗していたのでしょうか?(トラさんのは金ぴかだし)

ついでにミネルバも到着。

ていっても戦えるのはシンのインパルスしかないんですよね。


久しぶりにフリーダムが傷つくのを見た気がします。盾ごと左腕がふっとびーの。

キラはやはりあれだけ街を壊されているのを観ても、デストロイをなかなか壊そうとしない。

やはり、殺さずを貫くが故のものなのでしょうか?

それと対照的にシンはずかずかとデストロイの懐に入り込んでコクピットの薄皮一枚を切り開き。

しかし、そこでウィンダムを駆るネオがシンにあれに乗っているのはステラだと教え、またコクピットからステラの姿を確認。

最初見たとき「うわ〜卑怯・・・」と思ったのですが、後々考えてみるとネオも戦いたくて戦ってるわけではない

ということが脳裏に浮かんできて、きっとネオもステラを殺したくない(もちろんスティングやアウルも)のだなと

親心を感じつつありました。


一般兵のムラサメ部隊が始めて役に立つところを見た気がします。

スティング、爆散。

アウルに引き続き、スティングまでもが・・・。

仲良し3人兄弟が消えていく・・・。いや、これもエクステンデッドの宿命であるのか。

そしてさらには、フリーダムがネオの乗るウィンダムを攻撃。破壊。

外に投げ出されたネオ。

仮面が外れたその姿を見たアークエンジェル、そしてマリューは・・・。

この後、きっとOPのあのシーンのようなことになるんでしょうね。今の楽しみはそこです。

期待を裏切ってくれるなよ。


シンの声を聞き一度は攻撃をやめるステラであったがフリーダムを見た瞬間ウィンダムの破壊現場が脳裏に浮かび

さらに絶叫!!攻撃開始。

なんなんだろ、この展開。ステラを説得できるのか!?と少しは期待したのですが・・・。

デストロイの攻撃がインパルスに向けて発射される寸前、観るに見かねたフリーダムはその砲撃口をビームサーベルで攻撃。

そして、ステラは・・・。


外に投げ出されたステラを抱くシン。


「シン・・・好き」

散っていったその姿はかつて守れなかった妹の姿を思い出させた。

守りたいものがあるのにそれができなかった自分を問いつめて軍に入ることを決意したシン。

そして強くなって、いまやエースとなっているのに、それでも助けられなかった。

その衝動はかつてのものより遥かに凌駕することでしょう。


切なかった・・・。できれば、ステラを生かして欲しかった。

唯一の救いとすれば、それは好きになった人の腕の中で安らかに眠れたということでしょうか。


私的意見としてはもはや、一つしか言うことはありません。

人を道具としか思わない、ジブリール、果てはロゴスの連中をつぶすだけです。


今後の展開としてはやはり、デストロイを破壊したキラを恨みシンが単独突入するというのが予想されますね。

主人公争奪戦は今なお続く・・・。