PHASE−40「黄金の意志」


EDの「君は僕に似ている」

梶浦サウンドもマンネリ化しつつあるなか、やはりSEEDと言えばこの人だなとも思う今日この頃。

「あんなに一緒だったのに」には到底及びませんが(これが一番合ってるとZEROは思うぞ)

で、この題名。果たして誰と誰が似ているんでしょうか?

シンとキラ?

まさか!?


シンはうなされるような夢を見ていた。

戦って戦ってそこになにが見えるのか?

夢に見るステラの残像、ステラの乗ったデストロイを破壊したフリーダムの撃破とそのパイロットの残像

そして今まで共に戦ってきたアスランの残像。

その光景はシンに何を呼びかけようとしているのか。

議長からもらった勲章とシンとレイに与えられる「FAITH」の証。

レイはともかく、シンはなにやら不穏な感じがしますね。

先程の夢のせいもあるかもしれませんが少しずつ兆しは見えてきているようです。

いつしかアスランと同じようにその「FAITH」の勲章はただの飾り

自分を軍に縛り付けるものでしかないということに気づくときが来るのでしょうか?


ロゴスのメンバーの大半は拘束することに成功するがいまだジブリールは逃げたまま。

しかし、そのジブリールがあるところにいるとの報告が。しかも写真付。

おいおい、握手するならもっと隠れてしろよ。

そしてそのお相手はなんと!ユウナ・・・つまり現時点オーブを取り仕切るセイランの元にジブリールはやってきたのである。

これを見たデュランダルはオーブにジブリールを引き渡すよう呼びかける。

しかし、ウナト・エマ・セイランはジブリールの説得もあり(ちょっと脅迫じみているが)

その呼びかけに対しユウナにジブリールはオーブには来ていないとの報告をさせてしまう。

写真もとられているのにそれはないだろう・・・(苦笑)

で、あきれ果てたデュランダルはとうとうオーブに攻撃を仕掛けることを決定する。

シンはこの報告に対し傷心でありながらもオーブは自分が叩くと宣言し、デスティニーで出撃。

大好きな妹を殺したオーブ。何も出来なかった自分。

それらを戦いに身を置くことによって清算しようと思っているのでしょうか?


オーブの住人に何が起こっているのか知らせもしないオーブの上層部、いきなりの戦闘態勢にオーブ住民は慌てふためくばかり。

これを見たカガリはいても立ってもいられずスカイグラスパーで出撃すると言い張る。

キサカ達はそれを止めようとするが、あくまで出撃しようとするカガリ。

久々の無鉄砲ぶりです。でも、こうじゃないとカガリじゃない気がしますよね。

しかし、キサカがカガリを止めたのはただ行かせたくないという理由ではなかった。

今こそ開かれし扉。

キサカとエリカに連れられたカガリはそのゲートを開けるとそこには!?

金ぴかに光るモビルースーツ。

「百式だ!!」

・・・違います。

「じゃあマイナーなところをついて、スペリオルガンダム?」

・・・って、SDガンダムやん!

答えはモビルスーツ名「アカツキ」

故ウズミがカガリに残した遺言ともいえるMS。その場から聞こえてくるウズミの遺言にカガリはただ泣き崩れていった。

「母は強し」ではなく今回は「父は強し」というところでしょうか。

父の意志を受け継いだオーブの獅子の娘は日の当たる空へとアカツキを連れ戦陣へと赴いていった。

と、ここにかかるBGM『焔の扉』がかなり良い!!

「暁の車」とまでは行きませんが、南里侑香の歌声と梶浦サウンドはさすがです。

挿入歌はいいのに、OPは何故?血迷ったとしか言いようがありません。


アカツキを駆けるカガリはユウナの乗るオーブ艦に指令を出す。

カガリが助けに来てくれたと思っているユウナは今後の展開を知る由もなかった。

「国家反逆罪」でユウナ逮捕!!みんなからリンチは受けるは、もはやサウンドバック状態。

そしてカガリがジブリール捕獲、デュランダルに提出を命令する。

・・・いつものカガリじゃない。凄くかっこよく見えました。

今まで何も考えず(?)突っ走ってきたカガリですが、鋭く戦局を読み、そしてその行動力。

いつしかウズミの背中がみえるときも来ることでしょう。


メイリンがとうとう復活!

アスランの様子を観に行くが、そこにはカガリが・・・。

「ここを通りたければ私を倒していけ!」

女の修羅場が今訪れる・・・(嘘です)