PHASE−43「反撃の声」


オーブの戦火の中地上放火を続けるドム3機。

はっきりいって強いです。

ヒルダ「ほらほら下がんな」と敵を追いやっている中、その他Aが「そういうんなら足を撃つなよ」とまさに漫才をやっているかのような感じ。

こういうのを見ていると場が和みますね。


ネオが乗るスカイグラスパーが被弾してしまいアークエンジェルに着艦・・・する前にネオにデジャヴが!!

一度、強制着陸をアークエンジェルでしたような気が・・・。そんな場面を。

もはや、ネオ=フラガの線でいってしまうのか・・・(泣)


再出撃してきたシンに応戦しているキラだが、そこにレイが登場。

するとキラにもデジャヴが!(今回はこういうノリなのでしょうか?)

思い出されるのはクルーゼの乗るプロヴィデンス。操縦している人を見ればもっと驚くと思うんですがね。

2対1では分が悪く、危うくやられそうになるところをアスランのジャスティスが登場!!

いつもながらピンチになっては助けに来るという場面がひっきりなしにでてくるのでこちらもデジャヴってしまって仕方がありません。

「やめるんだ、シン!!」

アスランはいきなりシンを説得開始。しかしそれよりもまず、アスランが生きていることに驚いてしまって頭の回転が追いつかないシン。

この時点でなんとなく・・・はぁ、またこの展開かな・・・と思ってしまったZEROであります。

「自分が今何を撃とうとしているのか、お前本当に分ってるのか!?

戦争をなくす、そのためにロゴスを討つ、だからオーブを討つ!それが本当に、お前が望んだことか!?」

すいません、今までデコとか呼んでしまって。かなりかっこよかったです。的を得ていると言うかなんというか・・・。

キラが隣にいるとこうも強気になれるのかと心底思いましたね、はい。

「おまえは本当は、何が欲しかったんだ!?」

シンもこの言葉に驚いたようでしたが、ZEROも少し驚きました。

シンって結局なにが欲しかったんだろうと。

ただ戦争がやりたいということではないでしょう。彼自身戦争に対して批判的ですからね。

誰かの考え方を自分なりの正義と考えそのためならば戦うしかない。誰かとはデュランダルのことですが。

そしてその先にあるものが平和であることを望むために。

もしかしたらそれよりも前に、楽しく暮らしていた家族を返して欲しいという思いのほうが強いのかもしれません。

でもそんなものを望んでも戻っては来ない。

これに気づいたとき、シンは本当の戦いの意味を知るのでしょうか?

しかし、そんな説得を脱線させるようにレイがアスランを攻撃し、レイもシンを説得。

シンの種割れの条件そのA:容量3バイトの頭をオーバーヒートさせ、考えるのをめんどくさくさせること

なにがなんだか分からなくなったシンは今まで守れなかったものを思い出し種割れを起こしてしまう。

しかし、アスランも種割れを起こす。

え、もしかして運命が放映されてから初めてですか?

それにしても今までヘタレと言われ続けてこの方、どうなるのか?ただのデコになりさがるのか?とも思っていたのですが。

久々に強いアスランを見れてこちらとしてもホット一息です。


連行され中のユウナはシェルターへ向かう途中、連行していたオーブ兵士に歯向かうが

それのせいで自分から倒れてくるモビルスーツの方向へ行ってしまいそのまま下敷きに・・・。(失笑)

小者ではあったが、死に様も呆気ないものだった・・・。笑えるのに笑えない・・・。

あっけなさすぎて何故かどこかでひょっこりでてくるのはという感覚も無きにしも非ず。

そんなセイランを待っているせいでジブリールのシャトルは宇宙へ行けないまま。

死んでからもなお誰かに迷惑をかけるとは・・・ある意味尊敬。

しかし痺れをきらしたジブリールは単独で宇宙に向かってしまう。


アークエンジェルを水中に逃げ込ませてしまいもはや攻撃できないミネルバはどこからともなく発射されたシャトルを発見。

ジブリールが乗っているのではと勘付いたタリアはルナマリアに出撃させる。

が、ビームがシャトルにあたらず!なぜ?あんな大きな被写体なのに。

ジブリールを宇宙へ逃がしてしまったミネルバは戦闘を停止させそのまま撤退へ。

シャトルを逃してしまったことやオーブから撤退したことをデュランダルに報告するタリア艦長。

タリアの意見を率直に受け止めるギルだったがなぜか

そのままオーブを撃てばよかったのにと考えているような気がしたのはZEROだけでしょうか?

アスランとキラもアークエンジェルへ戻るが、パイロットスーツを脱いだアスランはかなりの血まみれ。

「早く救護班を!!」

ていうか先に用意しとけよ。

しかしよく戦ったよアスランは。あの傷ついた身体でどうしてあそこまで戦えるんだと思ったのですがその辺は見逃しましょう。


そうこうしているなか、アークエンジェルのデッキではマリューとネオが赤い夕焼けを浴びながらなにやらいい雰囲気。

おそらく作られたであろうネオの経歴と、なぜか記憶の端々にあるアークエンジェルやマリューとの思い出。

それらがいつしか自分の経歴を疑わしく感じさせるようになっていた。

誕生日や血液型までもかつてのものと一致。

やっぱり、ムゥ=ネオなのですか・・・?(泣)

スカイグラスパーで飛んでいけたはずなのになぜか行けなかった。

そして記憶の糸を手繰り寄せるためにマリューのところへ戻ってきたネオ。

「あんたが苦しいのは判ってるつもりだ。でもオレも苦しい。だから、ここに居ていいか?あんたの傍に」

もはや二人の世界になんの干渉もできません。勝手にやっといてください。

・・・ところで本音のところ虎さんはマリューさんのことが好きなのだろうか?

だったら・・・・不憫すぎるよ、タイガー(泣)


血まみれアスランはどうやら復活の模様。意識を取り戻したアスランに声をかけるメイリン。

「大丈夫ですか?」

「って、言わない方がいいよ、アスランには。絶対、大丈夫って言うから」

ここでツッコミ役のキラ君登場!!!

「そうですわね〜」

ラクスも優しい口調でフォロー。

もはやアスランは遊ばれています。ここまでいいようにあしらわれてしまうとは・・・・哀れなり・・・。

アスランの取扱説明書そのA:アスランの行動を逆手にとって馬鹿にする。するとアスランは喜びます。・・・M?

そしてお決まりのキラの殺し文句。もはや一撃必殺並みの威力があります。

「でもよかった。またこうして君と話せる日が来て。平和なときは当たり前ですぐ忘れちゃうけどそういうの、ほんとはとても幸せな事だって」

そんなキラにメロメロになってしまうアスラン。

そんなものは横に置いといてテレビをつけるキラ。

そこではカガリが先の戦いについての演説を行っていた。

・・・のだが、いきなりミーアが強制的に電波をジャミング(デュランダルによるもの)

やはりオーブを撃つ気でいることがありありと表現されていましたね。いつもながら黒いですよ、議長。

だけど、その黒はもはや通用しない。だってこのオセロは白が一発逆転を行うのだから・・・。

THE ラクスショーの始まりだ。

「私ももう迷いはありません」

そういってアークエンジェルを飛び立つラクス。着いた先はカガリが演説を行っているところ。

この展開は・・・まさか!!?

「その方の姿に惑わされないでください。私はラクス・クラインです」

キ…(-_-)キ(_- )キ!(-  )キッ!(   )キタ(.  ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━!

鳥肌が立ちましたよこの展開!!

カガリの演説を割って入ってきたミーア。

そしてそれをさらに割って入ってきたラクス!!!

とうとう偽者ラクスと本物ラクスとの直接対決が今繰り広げられようとしています!!

で、これをみた議長は焦りまくり。

「ばかな・・・なぜ彼女がオーブに」

もはや汗もたらたらものでしょう。さあ、黒よ。チェックメイトの時間だ・・・。


こんなにも次週が楽しみなのは久しぶりですよ!!!

作り物の正義しか語れないミーアにもはや勝ち目はない。ただ、少し不憫な気もする。

かつてアスランが言った言葉「状況が変われば君も殺される」が胸に響いて仕方がありませんでした。

どうなる、次週?これは見逃せません!!