PHASE−44「二人のラクス」


本日の一言感想・・・期待はずれだった・・・orz。


先週ミーアのジャミングに続けてラクスが割り込む展開にはかなり鳥肌がたったのですが・・・。

あまりにも内容が薄すぎて長くレビューが書けるほど思い出せません。

というわけで、かなり短い内容になるかもしれませんのでご注意を!!


ラクスは自分がオーブにいること、ミーア(偽ラクス)と自分は違うものでありその思いも違うということ

そしてデュランダル議長の考え方を支持していないことを伝えた。

さすがはラクス嬢です。ミーアと違って自分の意見をバシバシ言ってくれる。見てるこちらとしても爽快感たっぷりですよ。

だって、デュランダルのうろたえぶりといったら・・・(笑)

しかもミーアはあまりの挙動不審さに続けカンペ(原稿)をテレビの前に出しちゃってるし!!

そんなこんなでデュランダルは一旦ミーアの放送を打ち切り。

ジブリールもラクスの「デュランダル支持してない宣言」に喜び、オーブに連絡を取ろうとするが

続いて「ジブリールを支持していない宣言」を聞いて自分がぬか喜びであったころを確認。

「なっ!!」みたいな顔してるし。

すげぇ・・・この人小者過ぎるよ・・・。いや、おもしろいけどね(笑)

ラクスとミーアの放送をみていたイザークとディアッカはしばし放心状態。

イザークはともかくディアッカは先の大戦でラクスとともに戦っているのだから、見分けがついてもいいものだと思うのですが。

頭の髪飾りは「流れ星」と「ただの星」との違いで見分けがつくし

そもそも威厳の違いがありすぎるし

ミーアみたいに無駄な出っ張りもないし。

ミリアリアのことで一杯一杯だったていうのはわかりますけどね。

こうしたラクスの奇襲作戦もありデュランダルは作戦変更のため急遽シャトルで宇宙へ。

そばに駆け寄ってきたミーアには、しばしの休養をとらせることを伝える。

「決して悪いようにはしないよ。君の働きには感謝している」

と言いながら目が怖いですよ議長(((( ;゚Д゚))) ガクガクブルブル

ミーアはそんな議長の言葉を聞きながらある場面を思い出す。それはアスランが脱走したときのこと。

「君も殺される」

自分はラクスであったのに、本物のラクスが現れた以上もはや自分はラクスとしていられなくなってしまう。

そして自分は・・・・。

デュランダル的にはまだ利用価値は高そうですがね。

本物のラクスはどっちだ?と民衆が争っているなか、オーブはもはや連合の同盟国であるしオーブにいるラクスが

本物であるわけがないという感情が芽生え始めれば、ミーアが本物となる可能性は高いということ。

だけど、四六時中殺されるかもしれない不安感は耐えられるものではないでしょうね。ミーアの今後の動向が心配です。

ラクス本物偽者抗争はミネルバ内でも勃発。

しかしそんなものは興味なさそうにレイはその場を立ち去り、レイの考えが知りたいシンとルナマリアはレイを追いかけていく。

それにしてもレイは相変わらず冷静そのものですね。

いや、それもそうか。そもそもレイが信じているのはデュランダルのみなのであるし、その他の要因は考えるまでもないということ。

「本物だから正義、偽物だから悪なのか」

と、かつてクルーゼとムゥが争っていた場面へ。レイはこのことを言っているのでしょうか?

実の子であったムゥとクローンであったクルーゼ。なかなか難しい問題ですね。

「議長は正しい。俺はそれでいい」

そして話題は撃破したはずのフリーダムとアスランが生きていたことについて。

そこにルナマリアが「異議あり!!」とは言ってませんが、アスランが生きていることに驚き(・・・いやこれはどうでもいいか)

というより、もしかしたらメイリンが生きているかもしれないということに驚きを隠せないルナマリア。

その横で (((( ;゚Д゚))) ガクガクブルブル なシン。

大切な仲間(そのうちメイリンが8割くらい)を傷つけたということに傷心を描いているのでしょうか。

むしろそんなことを考えるより、生きていたことを素直に喜ぶべきではないかと。

ま、それはきっと「幼さゆえの過ち」というものなのでしょうが。


月に逃げ帰ったジブリールはというと連合の上官となにやらお話中。

「私は大統領のような臆病者でも、デュランダルのような夢想家でもない!」

と月の裏側でもなにやら小者ぶりを発揮していますね。

そんな月に戦力が集中していることに気がついたジュール隊は月に向けて進撃開始!!

久々に大暴れしてきてください!!

「いったいなぜこんなところに?」

「さあな、友好施設ではないことだけは確かだろうな」

もう惚れ惚れするほど懐かしい雰囲気です。イザークとディアッカはこうでなくては!!(夫婦漫才マンセー)

しかしそんな二人の活躍を見捨てるかのように巨大兵器は唸りを上げた。

『レクイエム』

その存在にイザークも危機感を覚えたのか攻撃をしかけるがもはや間に合わず・・・。

「さあ奏でてやろうデュランダル。お前達のためのレクイエムを!」

月の裏側から放たれたソーラーレイ級の砲撃は各地に配置された筒状のものによって曲げられていきそのままプラントへ。

なんともまあ、物理法則というかそんなものを根底からくつがしちゃってますね。

なんにしてもイザーク隊は回避でき、攻撃のおかげでビームの照準はずれプラントの首都『アプリディウス』にあたることはなかったが

プラント群が半壊状態に!!これはかなり酷いです。しかもなんの宣告もなしに!!

ジブリール、小者にも程がある!!!

これにはさすがの議長も唖然・・・と思いきや結構演技が入っているような気がしたのはZEROだけでしょうか?

もしかして、こういう事態になることを予測していて?・・・だとしたらものすごく黒い、いや、黒いだけでは済まされませんよ!

壊れていくプラント群をみながらイザークは烈火の如く怒り、レクイエムを壊すことを隊に命令する。


この報告を受けたアークエンジェルはただ悲しみに明け暮れていた。

終わらない戦争。終わらない憎しみ。

撃ったら撃ちかえすという連鎖は断ち切ろうと思っても断ち切れないもの。

そしてラクスはデュランダルが考える新しい世界のシステムをアークエンジェルのクルーに伝える。


「全てを遺伝子によって決めてしまい人々の思考から争いというものを無くす」


それがデュランダルが考える『デュスティニープラン』だったのだ。

確かに争いを無くすのにはその方策は合っているのかもしれませんが、それは果たして正しいことなのでしょうか?

誰かに思考を制御され、管理され、作り変えられ。それはまるで『エクステンデッド』のようなものではないのでしょうか?

記憶を忘れ去られてしまったかつての戦友3人組を思い出すネオ。

「そんな世界でヤツは何だ、王か?」

「運命が王なのよ、遺伝子が。彼は神官かしら」

すいません、不謹慎ながらもこの会話で笑ってしまいました。皮肉っぽいマリューさんとネオの会話がとてもよかったです。

そして、いまだ尚そんなことが言えるこの人たちやみんなはきっとまだ、あきらめてはいない、と感じざるを得ませんでした。

「俺は、そんなにも諦めが良くない!」

アスラン、オメガかっこいい〜〜!!今までのアスランからは考えられないようなセリフですね。

「未来をつくるのは運命じゃないよ」

そしてキラとアスランは互いの気持ちを共有し宇宙へあがることを決意。そして二人はがっちりとハイタッチ!

そしてアークエンジェルのメンバーは再びひとつとなった。

いつの間にかネオはムウの後釜のような感じになってるし、メイリンはしっかりアスランの後ろに控えてるし。

きっとアークエンジェルというところはそういう空間なんでしょうね。

たとえ敵や味方であったとしても同じ思いがあるならば共に戦える。メイリンの場合はなし崩しという感もありますが・・・。

まあ、可愛いから良しとしましょう!!(萌)(後でクライン派に袋叩きだわ、こりゃ・・・※ ZEROはクライン派 ※)

それにしても・・・カガリの心中やいかに(怖)もしかしたら宇宙戦の前にこの二人が対決することも考えられますね。

ハブ VS マングース!!さあ勝ってカエル(アスラン)を手に入れるのはどっちだ!?

ところで・・・シンは主人公?(←まだ、そんなことを言っているんですか?)


気づいたら、最初言っていた「短い」が結構いつもどおりになっちゃいましたね。

ま、そんなことは気にしないでください。

それにしても最後らへんのデュランダルのポーズがなんとも。

まさに『王』となって君臨しているかのような。

このまま彼が望むような結果になってしまうのか?


「君が望む永遠」

誰かの考えを肯定し否定し、そこから生まれる戦争。そして世界は・・・。