PHASE−46「真実の歌」


ジブリールを倒したというものの、レクイエムを未然に防げず自らの自責の念を語るデュランダル。

果たしてどこまでが本心なのやら・・・。

月での戦いで華々しい成果を残したミネルバのパイロット3名は疲れきった様子でベッドに

・・・と思ったら約1名だけ元気なヤツが。

その名もレイ・ザ・バレル!

シンもレイの金魚のフンの如く射撃場で射撃練習しているところをルナマリアに発見されてしまう。

怪訝そうな目をしているルナマリアが気になったのか、シンが射撃練習を止めルナマリアのところへ。

「やっと休息になったのに、何でいきなり射撃訓練なの?」

この言葉を聞いて、なぜそう思ったのかは知りませんがZEROには

「休息になったんだから少しはかまってよ!」

というように聞こえて仕方がありませんでした。

女心満載のルナマリアが可愛いですね(違

しかし、かつてのルナマリアはこんな性格ではなかったような気がするのですが・・・。

やはり妹メイリンがいないことに少しばかりのショックを受けているのか?

で、実際はアスラン(はどうでもいいか)とメイリンが生きていることについてシンに釘をさしたかった模様。

「気にしないで」

と言われれば余計に気になると思うのですが。特にシンの場合だとその効果はバツグン。

そんな二人のやり取りをレイが覗き見。

この人は新聞会社のスクープ特派員にでもなろうという魂胆なのでしょうか?

若しくは「俺のシンを横取りするな!」とでも・・・そんなBL的な発想は止めましょう・・・orz。


アークエンジェルではアスランがキラにシンの話を持ちかける。

一緒に戦った仲間であり、アスラン自身考えていることは同じであると判断した戦友。

で、あるにも関わらず!!!

「まさか、お前がシンにやられるとは」

信じてあげようよ(泣)

いや、キラは死んでなくて良かったんだけどね(←矛盾たらたら)

しかもキラはそれに対して

「僕も、ザフトと戦っていいのかどうか迷ってたから」

まさに迷いさえなければあんなヤツひとひねりだと言わんばかり。

言い訳に聞こえないところがキラの凄さといえば凄さなのですが・・・。

きっとシンは歴史に残ることでしょう。可哀想な主人公として。


歌姫からグラビアアイドルに格下げられてしまったミーアはリゾートでお悩みのご様子。

・・・やはりラクスと違って胸が大きいから重たいので苦しいのでしょうか?

ヘ(_ _ヘ)☆\( ̄∀ ̄*)なんでやねん!

いつもあんなサングラスのお姉さんに見張られてちゃ、怖いも怖い。

そんな心情を表しているのかいつもの楽しい歌が「静かな〜この夜に〜あなたを〜待ってるの〜」

とまるでレクイエムのように寂しげに奏でられていました。しかも音程がずれてる。

こういう時ってありますよね。

テンションが駄々下がりの時とか、自分と人とは違う世界に居るんだ、みたいな感じになる時って。

心情もなにもかもが「ずれている」それを歌で表現したのではないでしょうか?

はっきり言って自分が言っていることが自分で理解できません。あんまり深くツッこまないでね♪

サラ(怖いお姉さん)はそんなミーアを見て「あなたが本当のラクス」だと言わんばかりに洗脳を施してみる。

デュランダルが送った見張りだけあってかなり腹黒い女です。


暗い雰囲気を払拭させるかのようにアークエンジェルではキラとラクスとメイリンとアスランがショッピングにお出かけ。

ラクスとメイリンがいつの間にか仲良くなっているところを見てなんかホッとするというか・・・。

まさにエンジェル二人って感じ?

アスランはショッピングに出るなどもっての外と反対するがキラとラクスはそんなもの無視。

最強ペア二人に敵なんて居ないのですわ。

邪魔者が居なくなったアークエンジェルではマリューとネオがいい感じ。まさに大人の世界です。

ネオの強引なエスコートに困惑気味なマリューさんだが心の底では嬉しいんでしょうね。

断然、ムゥが生き返るなんてありえないということには釘をさせておきますが!

あれはクローン人間だ!!・・・賛同者なし(泣)

赤頭巾変装でショッピングをうろつくラクス嬢御一行。

っていうか、こういうところにラクスは来たことがあるのでしょうか?

ショッピング好きのメイリンがラクスをエスコートしながらキラとアスランは遠くから見てるだけ。

やはり女の子の世界は凄いようです。

で、いきなりラクスのファッションショー!!!YEAH〜〜!!!

ラクスもノリノリで「どうですか、キラ?」と魅せているのにも関わらずキラは

「うん、いいんじゃない?」

ものすごい適当。

さらに2着目も

「うん、いいんじゃない?」

そんなキラを見て

「…どうでもいいみたいですわね」

「あっいや、そういう意味じゃ…!」

こんな二人の掛け合いを見てとてもほんわかしてしまうのはなぜでしょうか?

そんなところに赤ハロ(ミーアの私物)が手紙を持って登場。

内容は「助けて〜殺されちゃう〜」みたいな感じ。どうでもいいのでかなり適当です。

同じ事を感じ取ったのかメイリンも「思いっきり罠ですね」と、バッサリ切り捨てちゃいます。

アスランはまたもその心配性を発揮するが、ラクスとキラもまたもやそれを無視。

指定された場所へ行ってみよ〜ってな感じでミーアのいるところへ向かう御一行でした。


ミーアもまた呼び出されたのか、スタジアムのようなところにポツンと一人。そこへまずアスランがミーアに姿を見せる。

アスランのところへ走っていくミーアを狙撃銃のスコープから見ているサラは

「ちっ!役立たずが!」

・・・やはりデュランダルお得意の暗殺作戦でしたか・・・。

アスランの後ろにラクスを見たミーアは本物ラクスを拒絶。

あれだけ打ちのめされたというのに、まだこの娘は自分のもはやない地位を守ろうとしていますよ。

そんな彼女を聖母のような説教で諭すラクス。

「ラクスという名が欲しいのであれば差し上げましょう。しかし名だけでは何も示すことは出来ません。

私達の誰も自分以外の何にもなれないのです。でもだから、あなたも私もいるのでしょう、ここに。

だから出会えるのでしょう、人と、そして自分に。あなたの夢はあなたのものですわ。それを歌って下さい。自分のために」


そんなところにサラとは違う黒服が銃を向けて攻撃。

それをみたアスランは咄嗟に自分の銃で応戦。

いや〜強い強い。久しぶりのアスラン主役級の活躍ですよ。

そしてメイリンはまたしても巻き込まれていく。

ミーアを銃の嵐から助け出したアスラン、ラクスを匿うキラ、そしてメイリンはひとり・・・。

俺が守ってやるよ〜〜(←黙れ!)

アスランはそんなメイリンに「本当に君も・・・いつもゴメン」

「いえ!・・・はい、まぁ(笑)」

いつもならアスランの謝罪に面目ないような感じで否定するメイリンですが今回ばかりはヒドいと思ったのか

アスランの非を認めちゃってます。そりゃか弱い女の子を守るのがナイト様ですから!

そんなメイリンはいつもながら可愛いいんですけどね。(そればっかりです)


ネオがアカツキに乗って助けに来るが、ラクスが乗ろうとした瞬間サラが狙っていることに気づいたミーアは

ラクスを押しのけて自らサラの糾弾に撃たれてしまう。

くるくるとトリプルアクセルを舞うかの如く散っていくミーア。

ごめん、ありきたりの展開だけどこういうのに弱いのよねZEROは。泣きそうになったよ。

ミーアは整形前の写真をラクスに見せ自分がラクスではないことを本人に示し、自分が書いていた日記をラクスに渡した。

「優しいお顔ですわ」

たぶんミーアも少しは、ラクスになりきってちやほやされたいという感情はあったにせよ平和を願うその心は同じものであったはず。

ただそれがデュランダルがいう平和であったということ。

だけど、最後の最後で自分を見つけたミーアはひとりの平和の歌い手として

自らに秘める真実の歌を奏でることでしょう。

そしてその歌と思いはラクスへと受け継がれていく・・・。