第3話「トーチとフレイムヘイズ」
OP「緋色の空」(川田まみ(I've))はさすがはI'veということもあって、いつもながら爽快感たっぷりで飛ばしまくってます。
そのトランス調に合わせるかのように躍動するシャナはとにかくカッコよく、そして可憐ですね。
ただ、残念なのは、何回も聞いていると飽きてくるという現象がZEROの中でおこっています。
I'veの音楽は良いというのと同時にもっと高いレベルを求めてしまい、それ故マンネリ化しつつある、という答えになってしまうわけです。
次いで、ED「夜明け生まれ来る少女」はそれとは全く反対の関係にありました。
最初聞いたとき、「ふ〜ん」って流していたのですが、よくよく聞いてみるととても味が深い曲ということに気がつくのです。
3話目に至っては鳥肌がたってしまったほどです。(不感症なのかもよ?・・・( ̄Д ̄)ええ!?)
昨日までそこにいたはずの平井ゆかりがいない。
そう、坂井悠二の目の前で彼女のトーチの火が消え、この世から存在丸ごとそぎ取られていったのである。
もともと生あるものではなく、この世の混乱を防ぐために作られた、飾りのようなものなのであるが
それの意味することは悠二にとって『死』と同じものだった。
シャナと名前をつけられた灼眼の少女は「トーチのくせに生意気よ!」と称しながら、この世の光景を眺めていた。
翌日、学校へ向かった悠二はある光景を目の当たりにする。
平井ゆかりの席に座っていたのはシャナだったのだ。しかも誰もその存在を間違えようともしない。
生徒にとってシャナが平井ゆかりとしか思っていないわけである。
もちろん、そのように意識を植え付けたのはシャナなのであるが、その行動を許せなかった悠二はシャナを怒鳴りつけるが
逆にシャナにとっては悠二のその行動の意味すらわからなかった。
そして放課後、突然教室内で「封絶」が起こる。
再戦を望んだマリアンヌはミステスである悠二を狙って現れ、それに対しシャナは炎髪灼眼に黒衣姿へ変身し対峙する。
呆気なく贄殿遮那で切り伏せるがそこに、マリアンヌの持ち主でありフレイムヘイズを狩る『狩人』フリアグネが登場する。
ミステスである悠二に興味を持ちながら、今回はなにもせずに退散していく。
戦いの事後処理のため、死に掛けている生徒の存在の力を使おうとするが、それを悠二は断固拒否し、自らすすんで
自分の存在の力を使うよう差し出す悠二の行動に対し再び訳が分からなくなり、ご機嫌斜めな状態に。
そんなときはいつものように、屋根の上でのんびりとくつろぎます。
そこへ梯子を伝って悠二が学校で怒鳴ってしまったお詫びとお礼に差し入れを持っていく。
そんなときだった。
悠二のトーチが消え・・・そして再び蘇ったのは。
悠二の中にあるミステス(宝具)が何なのかわかりかけているシャナ。
変なじいさんや化粧濃いおばさんも登場し、事態は急展開を見せる予感がする。
今はやりのツンデレ。
私はそんなものは認めない!!・・3秒後・・・ツンデレ最高!!
プチのめされましたわよ、彼女の可愛らしさに。
「勝手に名前をつけるなんて・・・フレイムヘイズに名前なんて・・・シャ・・ナ」
とにかく彼女はまず批判することから入るようです。そして、いつの間にか気に入っている。
さらにツンツンぶりの真価が発揮されたのが、授業中。
何人もの先生を撃墜させていき、最後の人に限っては窓から飛び降りてるし!よっぽど精神被害を被ったんでしょうね。
嫌いなものは嫌い。だけど好きなものは凄く好き!
例えばメロンパンを食べてるシャナの姿なんて、今まで全く片鱗さえ見せもしなかったものすごい笑顔で頬張ってるし。
「ここのメロンパン、皮の部分が良い感じに硬くて美味しい」
いつのまにかメロンパンの評論家になってます。
今度から彼女のことを『メロンパ○ナちゃん』と呼ぶことにしよう。
悠二の考え方には結構賛成できる部分が多いです。
たとえ存在が消えたとしても、誰かが覚えているならば、それは紛れも無くそこにいたっていうこと。
その場所を「存在は消えたから」といって乗っ取っていいものだとは思いません。
状況が状況だけに、仕方ないのではありますが。
そして、同じクラスメイトの存在を使うくらいなら俺の存在の力を使え、なんてところはなよなよしてそうな顔の割には
結構男気あふれていますね。
それにしても、ツンデレというのは、もしかしてネコ属性なのではないでしょうか?
それなりにプライドは高いのに甘えるところはとことん甘える。
俺はイヌ派だ〜!!・・・だけどネコも好き。
・・・イヌとネコを対比するのはやめましょう、うん、それがいい。