第1話『白いモビルスーツ』/第2話『マシンと会った日』
第3話『ウッソの戦い』/第4話『戦いは誰のために』
ZERO的サブタイトル【『V』との出会い】
- A -
シャクティとウッソは地球の『カサレリア』密やかに過ごしていたが、ウッソがパラシュートをしている際に
地球の民間抵抗組織『リガ・ミリティア』とザンスカール帝国の『ベスパ』との戦いに巻き込まれてしまう。
ベスパ側はゾロ(ガリー操縦)とシャッコー(クロノクル操縦)、リガ・ミリティア側は戦闘機のようなもの(マーベット)で応戦していた。
宇宙コロニーのサイド2で建国したザンスカール帝国は地球への侵攻を行っており、地球連邦軍にはさしたる力もないため
抵抗には及ばず、ただ『リガ・ミリティア』という組織だけが戦っていたのである。
勝手に地球に入ってきては破壊活動を行っている『ベスパ』をよく思っていなかったウッソは
パラシュートで引っかかったクロノクルが操るシャッコーを奪って逃走しそのままシャクティーの元へ戻った。
するとそこにはさっきまで戦闘機で戦っていた女の人が怪我をしており、シャクティが手当てをしていた。
自分達が住む場所を荒らされたため、檄を飛ばしてシャクティの手をとり、その場を去った。
自分の家に帰ったウッソは本物のモビルスーツに乗ったことを憧れの人、カテジナにパソコンでメールを送っていた。
そのとき冷蔵庫を荒らす人たちを発見。
リガ・ミリティアに避難していた子供達(オデロ・ウォレン・スージィ)であった。
一方ベスパ側では抵抗勢力のある都市(ウーウィッグ)へ爆撃を行う作戦を行おうとしていた。
その爆撃を聞いたウッソたちは、外に出て街から火の手が上がっているのを目撃する。
街のほうにはカテジナがいたため、ウッソは急いでさっき奪ったシャッコーに乗り込んだ。
シャッコーにはクロノクルではない誰かが乗っていることに気がついたベスパの機体はシャッコーを攻撃し
それからどうにか逃げ切るもののそこで悲惨な光景を目の当たりにしてしまう。
抵抗勢力が生身で爆弾を投げ、銃で応戦しているのを、敵機のゾロはゴミのように爆撃
ウッソは子供を抱えて逃げているのを攻撃したゾロを行動不能にし、そこから脱出した兵士を抵抗勢力は銃撃し殺した。
なんとか子供だけは助かったがそんな血で血を洗うような事柄を目にし、ウッソは気絶する。
起きたらカテジナが膝枕をしてくれていたため、飛び起き事態を把握する。
避難場所で地球連邦を待っていた住民達だが、そこにも爆撃が行われ、避難場所は瓦礫の山となった。
どうにか助かったウッソとカテジナ、そしてウッソが助けた子供(カルルマン)を引き連れて、シャッコーでシャクティのいる山へ帰ろうとするが
前方にゾロがいることを確認し、カテジナと子供を降ろし、ゾロの方へ向かった。
やられそうになったのをリガミリティアに助けられ難を逃れた。
ウッソは自分達の住処を守るため、リガミリティアで戦うことを決めた。
抵抗勢力の壊滅に向けて攻撃を開始したゾロ部隊。
クロノクルが操るゾロに見つかったリガミリティアはマーベットが操る戦闘機(Vガンダムのパーツ)とウッソが操るシャッコーで応戦。
そこでウッソは敵機のパイロット(サバト)をビームサーベルで殺してしまうのである。
シャッコーをクロノクルに奪われ、再び来るクロニクルを今度はウッソが戦闘機(Vガンダムパーツ)に乗って応戦。
そこで初めて、Vガンダムとしてのドッキングが完成するのである。
そして、クロノクルを追い払った。
次々来る敵を追い払い、それを平然と受け止めるウッソ。
殺すことにも躊躇がなくなってしまうのではなか?
そんなウッソの一連の行動を見ていたシャクティはウッソが変わっていってしまう事を悲観していた。
「このヴィクトリアというモビルスーツにウッソはとりつかれたのかもしれない」
- B -
主人公はシャクティではないのか?という感じがしてきました。
Vガンダムに乗るまでのウッソの経緯を回想したりなど、物語の語部的存在です。
シャクティもウッソもまだ子供。
そんな彼らさえ巻き込んでしまう戦争というのは酷いものです。
どちらも両親がどこへ行ったのかわからず両親はきっと帰ってくると信じて『カサレリア』で過ごしていた。
リガミリティアさえ来なければ平穏に暮らせていたのに、という意識は必ずあることでしょう。
無常慈悲にも明け暮れることができず、否応なしに戦争に巻き込まれていく二人。
彼らに再び平穏は訪れるのでしょうか?
しかし、この13歳の年頃と言うのは年上のお姉さんに憧れる世代と言うことなのでしょうか?
何を隠そう私もそうでした。通称:年増好き
しかも綺麗なブロンドのロングヘアーで背が高くてお嬢様チック。(子供をあやすのは得意ではなさそうだが)
そんな彼女にZEROもクラッときました。
ガンダムシリーズと言えば変なマスクマンが登場するので有名ですが
しかし、今回の場合はマスクをしている(クロノクル)のですが、結構大っぴらけに顔は出しちゃってます。
しかも理由は地球の空気が臭いから。
さすがはスペースノイド。宇宙育ちは違いますね。
それにどうやらこの人、ザンスカール帝国の女王マリアの弟さんらしいです。
合体ガンダムはZZガンダム以来です。
しかもVガンダムはひとりでできちゃう優れもの。
ライン合わせとか大変そうだけどね。
リガミリティアにはVガンダムの1機だけ。
トラックに積んであるバズーカやビームライフルを生身の人が手動で撃ち援護をしたりするが
ゾロのミサイルなどで爆撃されるなどかなり生々しいです。
次々とベスパが機体をつぎ込んでくるのを回避しながら
目的地へつくことはできるのか?
そしてウッソはリガミリティアで戦うことになってしまうのか?それともシャクティと一緒にカサレリアへ戻れるのか?
ウッソたちの戦いがこれから始まる。