第23話『ザンスカール潜入』/第24話『首都攻防』

第25話『敵艦と敵地へ』



ZERO的サブタイトル【ザンスカール帝国での攻防】


アイネリアースを見つけハイランドの親と合流したはいいが、なんとマルチナが病気にかかってしまう。

一刻を争う事態の中、今いる地点から一番近い病院があるとすればサイド2のスペースコロニーの中にいるハイランドの友人

ドクターワタレのところ、つまりザンスカール帝国の領域内であった。

潜入作戦を開始したウッソたちは、ワイヤーと石でシノーペを囲んで巨大な隕石に見せかけてザンスカールに近づくが

あえなく発見されてしまう。しかし、相手が新米兵だったため、Vガンダムは人質作戦に切り替え、そのまま撤退させた。

コロニー内の潜入に成功し、マルチナをドクターのところへ診せに行っている間、ウッソは見張り番。

見張っているところを先程の新米兵たちを乗せた、ムシみたいなモビルスーツが攻撃を仕掛けてきた。

どうやら通常は戦闘用ではないようなのですが、一緒に乗っている公社の奴が戦闘用として改造し、これを機に売り込みたいようです。

中立といいながら武器を売って金儲けをする。戦争をしている中で一番卑劣なタイプですね。

一度はつかまるが、そこはVガンダムの機転で一瞬にして逃走。

コロニー内でオデロたちと合流したウッソはマルチナが盲腸であることを聞き一安心。

そこへ、なんとはぐれていた、フランダース(犬)が登場、しかもスージィとカルルも。

オデロたちを見た途端スージィは大泣き。ここまでよく踏ん張ったものです。

しかし、シャクティの姿はみえなかった。

スージィによると、シャクティはどうやら母親マリアとの対面をクロノクルによって手配されたようなのである。

マリアとの対面をシャクティは嬉しいそぶりを見せることもなく「カサレリアの母が本当のお母さんです」とも言ってしまう。

シャクティの言い分もわかりますよね。今まで帰ってこなかったのに何が母親じゃ!みたいな。こんな乱暴口調じゃないですが。

それでもマリアは自分の愛しい娘を抱きしめる。

その現場をカテジナが別室で撮影中。それを見に来たクロノクル。・・・なんかダークな臭いが漂ってるな。

外ではウッソたちが語らい会っていたが、パトロールに見つかってしまい逃走。スージィは安全を考えクロノクルたちのいるところへ。

ウッソとオデロたちは別行動し、ウッソ側はハロが街中でVガンダムの幻影を見せながら逃走。そのままVガンダムに乗ったはいいが

シャクティのことが心配になったウッソの油断をついて先程ムシ型モビルスーツが電気ショックの攻撃。

ウッソを感電死させようとするがハロが身代わりに。難を逃れるがVガンダムは捕獲されてしまう。

しかしそこは機転の応用。コアファイターと分離し再び敵地へ。


一方リガミリティアはリーンホースとスクイードの合体艦「リーンホースJr」(まんまやん)でザンスカールへ。


ウッのコアファイターはクロノクルのコンティオと対峙するが援軍に来たマーベットによって助けられ、シャクティのところへ。

「ウッソがよんでいる」それを感じたシャクティは屋敷の外へ出向き、コアファイターから出てきたウッソに抱きついた。

ウッソは本当のお母さんに会えたことを祝福するがシャクティは「本当にそう思う?私、ウッソたちの敵になるかもしれないのよ?」と。

お母さんを選ぶのか、ウッソを選ぶのか・・・。少女の心は揺れ動くことでしょう。

シャクティがマリアの娘であるという事実を知ったマーベットは驚愕。そりゃそうでしょ。

追ってが来るのを避けるためウッソはシャクティと別れ、オデロやマルチナ・トマーシュたちも無事脱出し、リーンホースJrへ。

で、またも勝手な行動をしたウッソをゴメスが粛清。それを受けながらウッソは、「殴られるのは当然のことですよ」

大人だ・・・。俺だったら反抗してるよ。

再びザンスカールへ行ってシャクティに会いに行こうとする考えをシュラク隊のペギーらに見破られるウッソはたじたじ。

そんなとき、ザンスカールの帰還中のズガン艦隊に離脱中のリーンホースJrの針路を塞がれてしまう。

クロノクルのコンティオも増援に駆けつけ、リーンホースJrは防戦一方に。そんな戦局を見てジン・ジャナハムのおじさんは

「本物のジン・ジャナハムは何をしてるんだ」と。

!?

このおっさん、本物でないのか!?と、びっくりしてみる。

ウッソも捨て身の攻撃で新技を開発、その名も「残ったパーツをぶつけてみよう」オリファーもそれに続き、いくつかの艦の撃破に成功。

そのままリーンホースJrは逃げ道を確保。そんななか足をやられうまく行動できないペギーがクロノクルに狙い撃ちされそうになる。

しかし、そこをウッソがシールドで守り、クロノクル部隊をビームサーベルの新技2刀ブーメランで1機撃破。

逃げるクロノクル部隊をウッソは追おうとするが、オデロたちの魚の骨に止められる。

ここで追って爆発させれば、リーンホースJrにも影響を与えてしまうかもしれないことを危惧したからである。


魚の骨に収容させたペギーの足は、ガンイージの足の撃破の影響でひどい怪我を負っていた。

ペギーを医者にみせるしかないし、ウッソもシャクティに会いに行きたいという名目で

再びザンスカールに潜入することにしたウッソたちは壊れた敵艦でカモフラージュ作戦を決行。

ウッソとマーベットはうまく潜入したはいいが、ペギーもついてきてしまう。

凱旋艦隊へのお褒めの言葉を口にしたマリア。

クロノクルに見つかってしまったウッソは会場を後にするマリアのところへ行き、自分がシャクティの友達であることを語り

シャクティに会いたいと懇願。

聞き分けのない兵士に捕まってしまうが、そこへペギーがガンイージと持ってきたVガンダムで突撃。

この混乱に乗じてウッソはVガンダムに乗り、そしてマリアのもとへ向かい、Vガンダムの手を差し伸べたのである。