第26話『マリアとウッソ』/第27話『宇宙を走る閃光』

第28話『大脱走』/第29話『新しいスーツV2〜前半〜』



ZERO的サブタイトル【ウッソのはちゃめちゃ捕虜活劇】


マリアを手に乗せ脱出を試みるVガンダムにクロノクルのコンティオは容赦ない攻撃を仕掛ける。

ザンスカールの国民の目の前で女王が利用させることはできないという名目。

そんななかペギーがコンティオにしがみついて攻撃を防ぐが、クロノクルがメインエンジンを爆発させたら

コロニー内もただではすまないと考え、コクピットごとビームサーベルで突き刺した。

ペギーさんが!!

死にいくペギーの魂はウッソに「生き延びる」ことを約束させる。

マリアの温情もあり独房に捕虜として入れられたウッソとマーベット。ペギーの死に耐えられない二人は涙を流してしまう。

兵士が見回りに来たところを見計らってウッソは逃走するが、クロノクルに見つかり再び捕獲されてしまう。

白兵戦(?)というかただのケンカはまだ小さいので苦手のようです。


魚の骨を着陸させたオデロたちは、コロニー内でトマーシュたちの知り合いのおじさんに出会い、そのままおじさんが働く

モビルスーツ修理工場へ。そこには捕獲したVガンダムの修理も依頼されていたのだった。

シャクティはウッソが来ることを感づいたようで、屋敷の柵の傍まで来ると、そこにマリアとウッソを乗せたリムジンが。

この娘はやっぱりニュータイプなのか?そのまま通り過ぎて、リムジンはオデロたちのいる修理工場へ。

そこでマリアはウッソにシャクティをマリアの後継者になるよう説得して欲しいと頼むが

ウッソはギロチンのあるこのザンスカールにシャクティを女王にするわけにはいかない、と否定。

しかも、マリアは女王なのにどうしてギロチンをやめさせることはできないのか?と追求するが、マリアはそれに答えることはできなかった。

そのままウッソ置いていく前にアメ玉の入った袋を渡した。タシロが中身を確認するが異常はなくそのまま去っていった。

リムジン内でタシロはマリアにカガチの命令を伝えた「ウッソをギロチンに」

なぜ、ウッソを置いていったのかは不明ですが、オデロたちと再会したウッソはアメ玉を食べながら話し合っていた。

するとその中から、紙切れが!

そこには明日スペースコロニーで行われる祭典の警備図と、シャクティがいる場所が書かれていたのである。

そこでなんとなくわかってきたような気がします。やはり女王は操られているだけ、それもカガチという奴に。

そして彼女は娘を自分と同じような立場に立たせたくないと思ったのではないでしょうか?

そんなシャクティにクロノクルは説得するがシャクティは「お母さんは死にました」ときっぱり拒絶。

翌日、マリアの不思議なミラクルパワーで人々の病やケガが治癒していくなか、ウッソとマーベット、そしてなぜかタシロがギロチン台に。

しかし、事前に対策を練っていたウッソたちはオデロが乗るVガンダムがギロチンを壊す予定・・・だったのだが

操縦に不慣れなオデロはそのままVガンダムを倒してしまい、謀らずともギロチンを撃破。

Vガンダムの操縦を入れ替わったウッソに攻撃を仕掛けてくるものが!

それはシャッコーを駆るカテジナの姿だった。

スペースコロニーには人がいるというのに攻撃を行うカテジナ。

ウッソにまわりが見えていないというが、どう見てもまわりが見えていないのはあんたの方やとツッコミたくなりました。

シャッコー乗っているのがカテジナであるとこを知ってしまったウッソは驚愕。マーベットもカテジナに挑むが

あえなくモビルスーツの腕を切り落とされてしまう。

「ギロチンはアナタたちのような人を黙らせるための、必要悪だということもわからずに!」

とカテジナは叫びますが、ZEROはそんな考え方には同意できません。

意見も聞かずに人を殺すことに必要悪という言葉は使わないでいただきたい。

そこへシュラク隊と連邦の奇襲でコロニーが外からの攻撃で穴が開き脱出口を作った。

オデロたちはシャクティらを連れ出しシノーペで脱出成功。

カテジナにブーツ&ハンガー攻撃をしてしまったのでコアファイターだけになってしまったウッソは宇宙にでるものの

再度追いかけて来たカテジナに追い詰められてしまう。

そこをジュンコの身を呈して援護。爆発寸前にコクピットから逃げ出したのをウッソが捕らえそのままリーンホースJrへ。

医務室でケガの手当てをうけるジュンコ。

リガミリティアが確保したカイラスギリーのビックキャノンを敵艦隊へ照準を合わせ、発射まであと少しというところ。

それを援護するためウッソは医務室を出る際シャクティが胸を痛めてしまう。

それは外傷だとか言うものではない、今からおきようとする心の痛みだったのである。

それを支えるウッソはシャクティをなだめ、そのまま出撃へ。

ウッソは自らの鼓動と共に、近寄ってくるゾロアットを100発100中で次々と撃破。

ニュータイプの覚醒まであと少しというところでしょうか?それとも、もう・・・。

ケガをしているジュンコを押して出撃してしまい、そしてカイラスギリー付近でクロノクルがなにかしているのを見つけてしまう。

それは爆弾だった。取り外しにかかるジュンコ。それをやめるようウッソは説得するが、ジュンコは聞かず。

あと少しで止められるというところで、爆弾は・・・。

無残にもジュンコは散っていった。


カイラスギリーがその爆破の影響で止まってしまったのをウッソに手動で行うようリーンホース側で指示。

動揺を隠せないウッソにゴメスは「ジュンコの死を無駄にしたいのか!」と檄を飛ばし、我に返った。

そのまま手動で起動したビックキャノンはクロノクルの自機爆破により軌道を少しずらされてしまったが、それでも艦隊を

壊滅させるには十分すぎるものだった。

憎しみは憎しみを呼ぶだけ。数多もの消えていく魂を背にシャクティは胸をいためていたのだ。そして、ウッソも。

どちらが善か悪か・・・。そんなものは戦争にはありません。人はそれに巻き込まれて死んでいく。

惨劇は何も生まないと言うのに、ただ誰かの理想のために多くの人の命を手にかけ、なおも戦争は続くのだ。


リーンホースJrは先の戦いで消耗してしまい、敵地マケドニアで捕虜になったふりをして補給をさせていた。

そこで結婚式をあげるマーベットとオリファー。それは敵の油断を誘うという名目もあったのだが

それを聞いたウッソはもはやはちゃめちゃに嫉妬。

この頃は友達になった綺麗なお姉さんが結婚してしまうと、誰彼構わず嫉妬してしまうものです。

マーベットに会ってウッソはオリファーとの結婚をとことん反対宣言。

「だったら私、ウッソの子供を産めばいいの?」

と言う言葉に、ウッソはこれでもかというくらい照れてしまう。シャクティはマーベットのためにブーケを作ってあげていた。

そして結婚式。

二人の誓いのキスとともにブーケを投げ、それが行き着いた先はなんと、シャクティでした。


一方ザンスカールではクロノクルがモトラッド艦(あのタイヤつきのやつ)の司令の昇進。

ルペやカテジナにシャクティ捜索のためマケドニアへ向かわせた。その際の機体はまたもやタイヤ付きのモビルスーツ「アインラッド」

どこまでタイヤが好きなんでしょうか?しかも宇宙で走り回ってますよ!

マケドニアをタイヤモビルスーツに荒らされているの機に捕虜収容所をみんなで大脱出。

各自リーンホースJrとモビルスーツに乗り込んだはいいが、ウッソが敵の目をリーンホースJrから引き離している中

カテジナのアインラッドに追い詰められてしまい、タイヤ攻撃をドッキングアウト(機体をバラバラに)して離脱するが

トラックに衝突しそうになるところをカテジナにコアファイターごと捕まえられてしまう。


やはり殺すのはためらってしまうのか、カテジナはルペにウッソがニュータイプかもしれないということを伝え、捕虜にすることを奨める。

また、ウッソは捕虜ですか。よくつかまる坊やです。


ウッソがまだ来ないことに心配したシャクティたちはウッソ探しのためフランダースとハロを捜索部隊に。

そしてリーンホースJrは脱出した。

捕虜となったウッソは手錠をかけられ、なぜか風呂に入らされる。

そこになんとルペが裸で登場!結構胸が大きいですが、そんなことは気にしない。

ウッソを風呂の中へ沈め仲間になれと拷問するが、ウッソはルペの胸を噛みひるんだ瞬間に逃げ出した。

そのまま屋敷を走り抜けていく。走れ!ウッソ!

しかし、よく走りる坊やです。

フランダースやハロの助けもあり、素っ裸のまま庭に置かれていたコアファイターに辿り着き

リーンホースJrへと走らせ、マケドニアのコロニーを脱出した。