第10話『鮮烈!シュラク隊』/第11話『シュラク隊の防壁』


ZERO的サブタイトル【シュラク隊】


カラオケDISCに隠されていた暗号を読み解きカミオンはある場所へ向かっていた。

その暗号はリガ・ミリティアのリーダー、ジン・ジャナハムからの指令で「D・Dで集結せよ」というものであった。

D・Dへ向かう際、オリファーとマーベットがケンカ。オリファーがシュラク隊と合流することに嫌悪感を覚えていたマーベットなのであった。

それをみていたウッソは「夫婦喧嘩の練習かな」と一言。この子も軽口を言える様になりました。

ってかオリファーとマーベットって夫婦だったのか・・・。衝撃の事実ですと言う割りはあんまり驚いていないZEROでした。

ちなみにリガ・ミリティアというのはローマ語で『神聖同盟』というようです。世界史の好きな方なら分かるでしょう。

このカラオケDISCをベスパも手に入れており(どうやって?)集結する前に叩こうとデプレのおっさんが

トムリアット隊を率いて出撃。

ハロが記憶装置を映像化してウッソに昔の懐かしい映像を見せる。

そこにはまだウッソが幼少で父と母と一緒に住んでいた頃のものだった。

いつも怒られてばかりだったのを思いだしていたが、やはり両親がいなくなったことはとても不安だったことだろう。

ウッソはD・Dに集結する前にベスパに見つかるのではないかと懸念しコアファイターに乗り込み勝手に発進。

その際、シャクティとカルルも連れて行くことに。

サクラが咲いている山をフライトしながら、花びらが舞うの見て喜ぶシャクティ。(可愛い)

戦争がなければ、何の気兼ねもなく二人でフライトができるのに、とハッピーマニアの脳裏にはそんな考えがよぎった直後

先ほど出撃していたデプレ隊と遭遇。

デプレがコアファイターに近づき操縦席を眺めるとそこにはまだ子供の二人が!

「おれの子供でさえ16歳だ。今のはもっと子供だった・・・おい、撃墜するな!」

クロノクルとは違い野心満々な顔をしながら実は子供には優しいおっさんだったのだ。

シャクティを乗せながらではまともには戦えない、そんなウッソを見てシャクティは「私のことは気にしないで」と。

しかし、デプレ隊の数に圧倒され、危うくつかまりそうになったところを何者かが援護して救出、そしてオリファーも到着。

シュラク隊の登場である。

助かったウッソは近くの森にシャクティを下ろし信号弾を渡して出撃。

オリファーの支援もありコアファイターはVガンダムになり、シュラク隊とともに敵を蹴散らすことに成功。

そして機体から降りてきたら、かなりびっくり!シュラク隊は全員女性で構成されていたのだった。

しかもかなりの美人揃い。

思わず、「なるほど」と手をたたきました。マーベットが怒るわけだと。

そんな女性陣に囲まれてうはうは(そう見えた)なオリファーを見てマーベットはカミオンに八つ当たり。

シュラク隊の女性陣はVガンダムから降りてきたのが少年であったのにびっくり。

やはりみなさんそういう反応ですか。

しかし、ウッソはこの戦いであることを見出していたのである。

ひとりだけで戦っていてはいけない、ということに。

そしてオリファーも「今後は単独行動は一切ゆるさん!歯を食いしばれ!」とウッソをいさめ、それをウッソは甘んじて受け止めたのだった。

本当に強い少年です、ウッソは。


目的地のD・D(連邦軍基地)に辿り着いたウッソたち。

工場内には輸送機(宇宙引越公社とペイント)があったがそこでロメロと輸送機の船長ゴメスが言い争っていた。

そこで出て来た名前「ハンゲルグ」にウッソは驚愕した。ゴメスや工場の人に話を聞こうとするが無視されてしまう。

ここまでウッソが執着したのはハンゲルグはウッソの父の名だったからである。

少なくともリガミリティアの創設に関わっていたことを知ったウッソ。

しかし、それを見ていたオデロはウッソを無理矢理連れ出し、父親の情報探しの行動を制止させようとした。

連邦に頭を下げているのを見たくはなかったし

オデロたちは戦災孤児であったため幼いスージィ等に父親がいないということを認識させたくなかったのだろう。

2人の意見は食い違いケンカになり、それを見たシュラク隊はどっちが勝つか賭けをする始末。

結局シャクティが止めてくれたおかげでケンカは終わった。


ベスパの女性仕官ルペは先ほどの戦いを分析してリガミリティアが南へ南下していることを指摘。

近くのバーでその確証を得た後その情報を聞いたバーの人間を射殺。

うわっ!かなり非道ですね。

ベスパが工場へ爆撃を開始したのは、かの有名なバイク隊(ガッダール隊)で先を越されたルペは悔し涙・・・は流しませんでしたが

ハンカチを噛む程度の怒りはあったことでしょう。キー!!(ヒステリックな音程)

防衛戦となって連邦側はジェムズガンを出すが歯が立たず、そこにシュラク隊が登場。

輸送機にはVガンダムが積まれており、出撃できない状態のため何もできないウッソ。

しかもシャクティがいないことに気づき、捜索に出て行く。それをみていたオデロもそれを追った。

なんだかんだ言ってもこの二人仲がいいですよね。

宇宙引越公社のペイントがごまかしだと感づかれ輸送機も攻撃されかけたのでシャクティ探しをオデロに頼みVガンダムで出撃。

こうなった以上輸送機を発進させた後、上空で合流する策をとったのである。

オデロたちはシャクティを発見、彼女は必死に土を掘っては種を撒こうとしていた。

近くで爆撃が起こって種が飛ばされても再びそれを繰り返した。それを見たウッソはVガンダムでシャクティを守り

オデロたちと輸送機に戻るよう説得。


そうした戦火の中、輸送機は無事飛び立ち敵は撤退へ。

しかしその代償は大きかった。

シュラク隊のメンバーの一人「ヘレン」が輸送機を守るため敵機と相打ちとなり戦死したのである。

その悲報に涙を流すメンバー達。

それが任務の戦死であったとしても共に戦ってきた仲間を失うことはとても悲しいものである。