第12話『ギロチンを粉砕せよ』/第13話『ジブラルタル空域』
第14話『ジブラルタルの攻防』
ZERO的サブタイトル【宇宙(そら)へ】
輸送機でフライトしている最中ベスパの偵察機に発見されてしまう。。
宇宙引越公社がリガミリティアに攻撃を受けているという設定でごまかし。ウッソの機転きかした行動もあり
ベスパの偵察機を玉切れにさせ撤退させる。
そのままジブラルタルへ向かったウッソは海に抜けた。
海を見るのは初めてだったのでしょうか?かなりのハイテンションで海を眺めちゃってます。
陸が見えたがそこにゴミたまりのような場所を発見したウッソはそこに降り立った。
すると変なおじさんが怒ってきました。どうやらゴミたまりは彼の所有物だったようです。
そんなおじさんもウッソを見て愕然。「ニコル」そう名前を呼んで。
ニコルというのはそのおじさん(ロブおじさん)の孫だったらしく戦死してしまったらしい。その姿がウッソに似ていたのである。
ロブおじさんに街へ連れて行ってもらい図書館へ案内してもらい、おじさんと別れた。
図書館で本を読んでいたウッソをシャクティとオデロたちがみつけ外へ出ると、スージィが「お姉ちゃんだ!」と叫んでその影を追いかける。
その影はなんとファラだった。
ファラがどこぞやのバーに入るのをみんなも食事。どうやらファラはギロチンの家系に生まれたようです。
そんな中街中にベスパがギロチンを持って現れる。これを見たファラはなにもこんな街中にと批判。
市民も大激怒している中、ロブおじさんは兵士に魚を投げつけていた。
このままでは射殺されると思ったウッソはロブおじさんを連れて逃走するがベスパに追いかけられ、つかまりそうになったところを
ロブは自分から進んで飛び降り、射殺された。
ウッソはおじさんの敵討ちのためギロチン台を粉砕し、途中現れた敵機もオリファーとマーベットの援軍とフォーメーションで撃破。
ファラもリカールに乗って追撃するがウッソの素晴らしい攻撃で砲身を切られ退散。
戦闘をこなすたびにどんどん強くなっていってますよ、ウッソ。
海上にゆらめくポッドに貼られた写真は印象的でした。
そこにはウッソと似た顔をしている少年が写真越しに笑いかけていたのです。
ようやく目的地のジブラルタルに着いたはいいが、そこでは先にクロノクルが到着しており、公社のマンデラに
ベスパの着陸許可を求めていた。しかし、あくまで中立を保とうとする公社はそれを認めず。
しかし、そんなことはおかまいなしにファラが着陸。
ウッソとオリファーも公社へ向かう。マンデラはウッソの父ハンゲルグを知っており、彼の話によれば
公社で働いたことがあり、今は宇宙にいるということであるが、真実かどうかは定かではないそうだ。
帰り際にクロノクルと接触しカテジナさんのことを追求したが、クロノクルは知らぬござらぬの一点張り。
そんな中、リガミリティアの輸送船も強行着陸。
ということはベスパとリガミリティアが一触即発となったわけです。
そしてウッソは軍服姿になったファラを見て、彼女がニュングをギロチンにかけたことを思い出し激怒。
それをなだめるオイファー。
攻撃に備えウッソはコアファイターのもとへ向かうが、その際、シュラク隊のマヘリアに運んでもらうことに。
しかも膝の上に乗せられ、頭をなでられるウッソ。それに胸まであたってるし!うわっ!俺もやられて〜!
子供だからできる特権ですわね。
マヘリアは弟と両親を事故で亡くしたそうだ。ウッソがその弟さんと姿がかぶったのか優しく抱き寄せてキス。
人はだれしも背中に何かを背負っているものです。
ウッソはマンデラの言葉を思い出し、「戦士だったら子供を捨ててもいいの?」と父親を批判。
シュラク隊はヘレンの敵討ちだと血気盛んになってビームライフルを取り出した瞬間をファラに撮られ、
先に攻撃をしかけたのはリガミリティア側であるという証拠を撮られてしまう。
そして開戦。
宇宙へあがるためのかつての遺産マスドライバー(現在も活躍中)を壊さないように繊細な攻撃を強いられる両者。
シュラク隊はルペを追い込み撃破するが当人は脱出。ウッソはフライパンことリカールを追い込むが
操縦席に生身の人間が乗っているのを見てしまい(ファラとその補佐官のメッチェ、そしてクロノクル)攻撃できなくなる。
ファラもVガンダムに乗っているのがバーで会った少年であることを知り驚愕。
そうしている間に敵機とガンイージが相打ち。
戦いは収まったが、その後ガンイージに乗っていたパイロットがマヘリアだったことを知り、ウッソは泣き崩れていった。
中立地帯であるためマヘリアの葬儀はベスパの軍人との合同のものとなった。
最後の別れのため、ウッソはマヘリアに口紅を、そしてシャクティもウッソを守ってくれたことで口紅をさしてあげた。
そんな二人を見てケイトは「妬けちゃうね。ウッソとあんたはいつも一緒だもんね。きっと死ぬときも一緒だよ」と。
この人も過去になにかあったのでしょうか?
クロノクルはカテジナに先に宇宙へ上がらせることを伝えた。
クロノクルに会えることを楽しみにしているような顔をしていたように見えたのはZEROだけでしょうか?
カテジナからの手紙を隠していたシャクティはそれをウッソに見せた。
そこには自分がスパイになって情報を手に入れると言うもの。
おそらくは嘘だと思うのですが。
シャクティとともにウッソは空港へ向かった。カテジナを探すために。
ウッソは空港にいたカテジナを発見し必死になって止めようとするが、それを拒絶。
組織の一員になってしまったウッソが勝手に抜け出してしまってはいけないし、ウッソはシャクティを守らなければいけないということを伝える。
空港近くで爆撃が起こりガラスが壊れそうになってそれがシャクティに降りかかろうとしていたのをウッソは助け出した。
そしてウッソは気づくのである「僕はシャクティを守っている」と。これが後々どういう展開に持っていかれるのか楽しみです。
シュラク隊はマヘリアの弔い合戦としてガンイージで出撃。
ウッソもこれに引き続いてVガンダムで出撃。
前回と同様マスドライバーを壊してはいけないということで地道な戦闘が要求される中
ケイトのガンイージとベスパの新型「メッメドーザ」が衝突。
メッメドーザの攻撃がマスドライバーにあたってしまい破損したのをガンイージで固定。
動けないガンイージをその場を見ていたメッメドーザが卑怯にもパイロットだけを・・・。
ケイトの戦死を直感で感づいたウッソはメッメドーザを殴り倒した。
もはやウッソはニュータイプと言われてもおかしくはないでしょう。あの感受性はまさにその賜物です。
しかし、本気で卑怯だ・・・。許せん!
ファラの乗っていたリカールもビームにあたり、ファラの脱出ポッドをクロノクル(トムリアット)が抱え
そのままカテジナの乗るシャトルに乗っかり宇宙へ。リカールは補佐官のメッチェとともに爆散していった。
トムリアットを追いかけようとするウッソだったが、ケイトの意思だったのか、それを止められた。
戦い終わってウッソはケイトを援護できなかったことを悔やみ、自分が殺したのも同然だと泣き崩れてしまう。
それを聞いたジュンコは「ふざけたこと言ってんじゃない!ケイトはプロなんだ!そんな自惚れたセリフ、10年早いんだ!」
戦って死ぬのは当たり前なこと。ぬるい言葉で同情したところでケイトは戻ってこないし、ケイトもそんなことは望んでいないはず。
しかし、そんな彼女達シュラク隊もウッソと同じようにケイトの無念に泣き崩れていった。