2次元に取り憑かれた者たちへ



アニメやゲームに熱中してしまいそこから抜け出せない人たちをZEROは『2次コン』と称しています。

格言うZEROもその一端に含まれるのでしょう。


最近の犯罪の傾向として顕著に言われているのがアニメの見過ぎ、ゲームのし過ぎで現実が混乱してしまい犯罪に走るという説です。

確かに、アニメやゲームには現実の世界にはない誹謗や中傷などがあらゆる場面で表現されており

それが引き金になるということも考えられるでしょう。18禁ゲームにはそれが色濃く現れているものもあります。

調教やSMなど・・・。

しかし、だからと言って全てを規制すればいいじゃないか?という考え方には少しばかりの批判があります。

「人権擁護保護法案」

政府が国民に広く報告しないまま国会で通そうとした卑怯な法案です。

これは『表現の自由』を規制し露骨な表現を避けるという内容のものでした。

果たしてこれで犯罪が治まると思いますか?


法律効果としての抑止力というものがあります。

法律が出た瞬間はおっかなびっくりな状態になり犯罪は減少傾向に向かうが、ある時点を境にその効果は消え再び上昇していくというもの。


はっきり言って法律での規制は意味がないと思います。

それならばそういった人たちのケアをどうするか?ということを先に考えるべきではないでしょうか?

『現実と虚像は違う』

一番の理想系は本人がそれに気づくと言うことですが、これができない以上カウンセリングを行うしかありません。

確かにこれを教えるというカウンセリングは難しいです。

しかし、そうやって誰かが教えてあげないと一生その人は虚像の世界を生きることになってしまいます。


これと良く似た事例を紹介します。

みなさんは知っていますか?再犯率というものを。

刑務所に入れられ、出所した後に再び犯罪を犯すと言うものです。

これが出所人員全体の約7割に到達してしまうのです。

たとえ刑務所で更正したとしても中身が変わらなければ一緒。


いかに人の心を変えていけるか。

それが今後の課題であり、また一番議論すべきところではないのか?と思います。